天然木は、針葉樹と広葉樹に大別されます。
針葉樹はマツやスギに代表されるように、成長が早く入手しやすい材料です。
幹が真直ぐ成長するために、長い木材としてよく使用されています。
手触りも柔らかく、加工がしやすく、建築材料として好まれています。
オークやアルダーに代表される広葉樹は、成長が遅いため比較的入手しにくい木材です。
ただし、硬く加工も難しいが、耐久性が高く、キズが付きにくいので、
土足文化の住宅などでは、床材として古くから使用されてきました。
さらに細かく分けると、種類はもちろん、成長した場所、方角、温度や日照時間などで、
様々な性格や特徴を持っています。
人がそれぞれ違うように、天然木も個性豊かな仲間が揃っています。
天然木を選ぶ時は、よ~く性格を理解してからがいいようですね。